コメ価格は ここ数年で 3割程度高騰している。
特に 業務用米に影響が出ている。
内食が進む中で 飲食店の売上が低下傾向なのは 各種データからもあきらかである。
値上げのできないこの時期の コメ高騰は、 収益低下に直結、 痛手である。
そこで考えられる防衛策が、 (1)グレードを落とす (2)新規仕入れ先の開拓 (3)量を少なくするである (4)グレードを上げて 価格も上げる (5)外国産間を使用する が考えられる。
(1)グレードを落とす。
炊き方等を工夫すれば可能である。
①浸漬時間は 1時間程度が一般的だが、 コメの質・季節によって長短調整する。
やわらかく感じるなら 思い切って浸漬時間を無くしても構わない。
硬く感じるなら 2時間以上でも構わない。
②水加減を調整する。
炊飯器のメモリは メーカーによっても違い 目安でしかない。
やわらかいなら 思い切って1目盛り減らす。
硬いなら 思い切って1メモリ増やす。
③蒸らし時間
やわらかいなら 短く。
硬いなら 長く。
④食用油 みりん コラーゲン ゼラチン等を 炊飯時に 炊飯時の 水の分量の数%(1%)入れると、
艶が出て 一粒一粒がしっかりとする。
例えば 水が500グラムなら 5グラム。
市販の炊飯補助剤を利用するのもよいだろう。
上記の組み合わせで コストを抑えることができる。
(2)新規仕入れ先の開拓。
昔からの縁で米穀店で買っている場合は かなり割高の可能性がある。
すぐに持ってきてくれる 少量でも持ってきてくれる 利点はあるだろうが、 価格面では割高だろう。
(3)お茶碗を買い替える。
例えば お茶碗1杯 180gを 150gにすると 約17%ダウン。
1か月 1万円の仕入れなら 8300円になる。
但し 単に減らすだけではいけない。
底のU字型のお茶碗なら V字型のお茶碗にする。
最近は お茶碗も安くなったので お茶碗の買い替えコストは十分に吸収できる。
これで 食事の客様が 違和感を感じることなく無く コストを下げることができる。
これにプラスして お替り無料にする。
実際には お替わりをする人は 稀だ。(学生街は 要注意)
(4)グレードを上げて 価格を上げる。
コシヒカリ使用と告知し 価格を上げる。
お茶碗1杯 ㎏300円のコメなら 約15円。
㎏350円のコメなら 約18円
㎏ 5円 10円でグレードが大きく変わる業務用米。
㎏50円違うと グレードは 高級米の世界。
でも お茶碗1杯にすると たった3円の差。
コシヒカリ100%使用と告知して お茶碗1杯100円⇒120円にアップしても、美味しければ 食事のお客様から不満が出るどころか 喜ばれる。
3円のコメ原価アップで 20円価格を上げることができ 17円のプラスとなる。
(5)外国産米を使用する。
現在、 中国 アメリカ オーストラリア から大量に輸入されている。
品質・食味のバラつき 安全性の問題 供給が不安定、 危惧する点はあるが 割り切って使用しているところもある。
多数の飲食店が 上記(1)から(5)を実践して 利益確保に努力している。