話題の新品種の裏側!part3

新品種のコンセプト。

多収  良食味  冷害に強い  高温に強い  病害虫に強い新品種のコンセプト。  栽培が安易である  外観(大粒)に特徴がある などが挙げられる。

一昔前、 戦後の食糧不足のときは  ⇒ お腹いっぱい食べたい

そして高度成長期  ⇒ 美味しいごはんが食べたい。

と新品種のコンセプトは変化している。

最近は 高く売るための美味しいお米 そして高温に強い米。

が、 消費者ニーズは 違う。

不況下 消費者ニーズは 値ごろ感のあるお米である。

「高くても 美味しければOK」  から  「値ごろ感があれば 不味くなければ」 に大きく変化してきている。

生産現場が これに気付かず 「高く売れるお米」  に拘りすぎるとコメ離れを起こしそうである。

今年は 過去比較的値ごろ感のあった品種の需要が増大し、 コシヒカリ他高額米の価格に急接近している。

割安感 値ごろ感のある品種の作付拡大を 急ぐ必要がある。

新品種の育成には時間が掛かる。

これまで日の目を見なかった多収品種の掘り起こしが急務である。

話題の新品種の裏側!part2

日本のお米の品種は 300種類とも 400種類とも言われている。

新品種が 毎年 全国で 育成されている。  そのうち 世に出るのは 少数、  脚光を浴びるのは一部でしかない。

戦後60数年で  大きく育ったのは コシヒカリ あきたこまち ひとめぼれ ひのひかり  ・・・・

コシヒカリは 「美味しいお米が食べたい!」 という 高度成長期の消費者ニーズによるものだが、 その後の新品種の成否は販売戦略によるところが大きい。

特にメディア戦略。

少し横に逸れて、 TV番組で キャスターたちが 試食して評価している。

そのコメントは 全員が 「最高に美味しい!」。

そこで感じるのが、 この人たちは 日頃どの様なお米を食べているのだろうか?と。

口いっぱいに頬張って試食する人もいる。  それで味がわかるのだろうか?と。

美味しさの基準は 人それぞれ、  日頃食べているお米よりも上質であれば 「最高に美味しい!」 とコメントするのだろうが。  それとも 宣伝と割り切って   「最高に美味しい!」 とコメントするのだろうか。

試食会用のお米は 適作地で コメ作り名人が丹精込めて生産した 極上のものなのだろうが・・・と  小難しくと考える時がある。

販売戦略が際立つのが ホクレン(北海道)。

最近では 山形県も 宣伝に力を入れている。

九州地方も  熊本「森のくまさん」  福岡「ゆめつくし」  佐賀「さがぴより」  長崎「にこまる」 とメディアへの露出が多くなっている。

それぞれに特徴があるので 食して その特徴がわかれば ごはん通である。

part3に続く。