10年先 20年先は コメ不足!

今年はコメ余りですが、 10年先はどうだろう。

世界人口の増加、 気候変動で 将来の食糧不足を懸念する声がありますが、 日本のコメ作には別の問題が。

生産者の高齢化です。

日本の農業就労者の平均年齢は65歳という話があります。

実際、 長年お付き合いの生産者の皆さんも 高齢になっています。

後継者がいらっしゃらない方が多いです。

少しそれますが、 コメを産地から消費地へ運ぶトレーラーの運転手さんにも 若い人が少ないです。

日本のコメ消費量は年々減少していますが、 10年先 20年先に生産者の平均年齢は何歳になっているのだろうか?

今は 平年作であれば コメ消費量を コメ生産量が若干上回るが、

将来、 コメの消費減少を 上回るペースで コメ生産者の減少 コメ生産量の減少が起こり、 逆転現象 コメ不足が来るだろう。

コメ不足が来て慌てても 一旦放棄した田んぼは すぐには蘇らない。

親が 子に 後を継げと言えない コメ作り。

そのツケが 将来 消費者に回らないだろうか・・・・

既に 将来のコメ不足、高値を見込んで コメ相場を動かそうと手をのばしている〇〇もあると聞く。

後継者が育つ環境作りが急務!

 

 

低価格米ほど 高い不思議!

魚沼産コシヒカリが高級米の代表なら 北海道米、青森米は低価格米の代表として人気があった。

魚沼産コシヒカリ⇒ 贈答米、 北海道・青森米⇒ 業務用米との構図があったが、 ここのところ変化している。

北海道米、青森米は、 かなり以前は美味しくないお米と評価されていたが、最近は努力の甲斐あって良質米を生産するようになっている。

北海道産はきらら397以来、 家庭用米にも普及し 昨年は「ゆめぴりか」が新品種として登場した。

青森県産も負けてはいない、 あきたこまちに対抗する「津軽ロマン」で健闘している。

この両県産のコメ価格が、 新潟コシヒカリの価格が前年水準にあるのに比べ大幅なアップ、 もはや低価格米とは言えないレベルにある。

両産地の努力と気温上昇によって、 これまでコメ作不適地帯の両県が コメ作適地になり美味しいお米が獲れるようになった。

不景気下、 家庭用米としての需要が高まった。

従来からの業務筋に加えて コシヒカリを使用していた業務筋も使用を始めた。

コシヒカリ⇒ コシヒカリでなくとも そこそこ美味しい 少しでも安価なお米に需要がシフトして、 両県産米の需要が増えたのが主な理由だろう。

長年続いた コシヒカリ信仰 が崩れつつあるようだ。